【言葉が持つ魔法。気遣いの力】気もちや心を伝える為に必要なこととは?

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おはようございます‼ライフキャリアアテンダント✈小夏です。

実は最近、人生で初めて結膜炎になってしまいました。これまで縁がなかったので知らなかったのですが、結膜炎にも色々と種類があるらしく。私がかかってしまったのは「はやり目」というやつで、最強クラスに感染力の強いものだったんだそうです。

感染リスクがあるのでもちろん人と会う予定や仕事も全部オンラインに切り替えや延期・もしくはキャンセル。オンラインになったとしても目が腫れ上がってとても人様にお見せできるような状態でもないので眼帯をしての登場に。皆さんの視線が痛かったです(笑)。

症状自体はそこまでなのですが、多方面にご迷惑をおかけしてしまったこと・また瞼が腫れ上がり、白目は真っ赤になるなど見た目にも現れてしまうので精神的には思ったより大きく…少しふさぎ込んでしまいました。

人間の心って不思議なもので。自分が弱っていると正常な判断が出来なくなってしまいます。どこか悲観的になってしまったり、攻撃的になってしまったり。ただ普段の自分がしないような行動や言動をしてしまうと、必ずと言っていいほどそんなことをした自分にも嫌気がさして余計に落ちこんでしまう…という負のスパイラルに陥りがちです。

そんな時助けられるのが、「周囲からの言葉」なんですよね。

自分がマイナスな状況にある時ほど、人は周囲の反応には敏感になります。ただここで気を付けないといけないのは、人の気遣いの仕方はそれぞれだということ。相手が大変そうだなと思って凄く構おうとする人もいれば、大変な時だからと敢えて距離感を保つ人もいます。これはどれが良いとかいう訳ではなく、それぞれ「気遣い」の方法が違うだけ。そこを忘れてはならないんだと私は思います。自分が人に対して、「困っている時は構うものだ」という概念を持っていると、自分が弱った時に同じ様にしてくれない人を「冷たい人だ」と思ってしまうかも。でも実際はそうとは限りませんからね。心配の仕方にも多様性があるのだという事を忘れずにいて頂きたいなと思います。

とは言えかく言う私も、今回の不調により考えさせられたことは多く。

感染リスクを考えスケジュール調整をお願いすると、このご時世もあってか全員が快く応じて下さり、お見舞いの言葉を頂きました。その中でも感動したのが、ある女性社長のお言葉でした。その方とはオンラインでお打ち合わせの予定だったのですが、いきなり眼帯をした女が現れては驚かれるだろうと思い、事前に「結膜炎を患ってしまい、眼帯をしたままのお打ち合わせになりますが、失礼をお許しください」とお伝えしたところ、「眼帯は全く問題ありませんが、目を患っているなかzoomで話すのは辛いのではありませんか?もし良ければ別日に変更しましょうか?」との返答が。私自身、人前に顔を晒すのは気乗りしなかったのと、片面で目が疲れてしまっていたので出来れば延期したかったのですが、そんなことで相手を煩わせてしまってはと自分からは言い出せなかったので涙が出るような提案でした。「万全な状態のあなたとお話がしたいので」とのお気遣いに感動してしまいました…。

友人からも沢山のお見舞いメッセージをいただき、自分のことを気にかけてくれる人がいることにとても幸せを感じました。

相手を思いやって声をかける。その大切さに改めて気付かされました。

そうかと思えば反対の事例もあって。「今こういう状況なんです」と伝えているにも関わらず労いの言葉もなく、しつこく連絡してきて自分の話をしてくる人や、「来週会う予定だけど、本当に大丈夫??移らないよね??」とわざわざ連絡してくる人も。私自身この期間は人と会うことは控えていますし、配慮はしているのでそういう風な言い方をされると凄く悲しい気持ちになりました。

やはり言葉のもつ力は大きいなと実感。

少しの言葉で人は凄く幸せな気持ちにも、どん底に突き落とされるような気持ちにもなります。

また、色んな方に声をかけられて初めて相手の心遣いというのは分かります。

気持ちは見えないけれど、気遣いは見える。

心は見えないけれど、心遣いは見える。

これは私が日系エアラインにいた時にベテランチーフから言われた言葉。今でもよく覚えています。「見える気遣い・心遣い」とはやはり、相手にかける「言葉」なのではないかと、私は思うのです。

思っている「だけ」では相手には伝わりませんからね。勇気を出して、伝えていくことが大切!!そして「伝え方」も重要。

なんてことを改めて考えさせられた結膜炎の眼帯生活でした。

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